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「株式会社活美登利（かつみどり）」採用育成課 課長　昆野 眞也様
 

寿司業態で12店舗展開　初の海外進出も好調

 
2002年に創業した「株式会社活美登利」は、東京都品川区に本社を置く寿司業態専門の飲食企業です。「高級寿司の品質をもっと身近に」を掲げ、国内外で12店舗を展開しています。2024年12月には、ハワイに続く海外店舗としてバンコク店をオープン。現地のお客様から高い評価をいただき、長いお客様の行列が社会現象と言われるほどに順調なスタートを切ることができました。
 
現在、社員は約100名、アルバイト・パートは約150名。2019年からは「特定技能」制度で9名の特定技能外国人の方が在籍していますが、そのうち5名は、STAY WORKERさんに支援をお願いしています。2024年7月にSTAY WORKERさんに採用のお願いをして以来、他社からの切り替えでベトナム人女性1名を支援依頼、7月、8月にそれぞれベトナム人女性1名、10月にミャンマー人男性の内定が1名決まり、みなさん、それぞれ2024年12月に2名、2025年2月に1名入社されました。また、以前当社で勤務していたベトナム人女性1名を再び迎え入れたいと、特定技能1号での海外招へいをお願いしたところ、現地での申請（送り出し機関経由）と国内での手続きをSTAYWORKERさんにご対応いただきました。2025年2月に無事入国し、現在も就業中です。
 
正社員・アルバイトともに採用が非常に難しくなっており、採用単価も上昇傾向にある中で多国籍なチームが自然に機能しているのは、STAYWORKERさんという信頼できるパートナーの存在があってこそなのです。
 

成長を続ける寿司業界。職人は常に争奪戦

 
外食業界は1997年をピークに市場全体が右肩下がりです。加えてコロナ以降、飲食業に関わる人が激減し、どの企業でも人手不足は深刻です。寿司というと、人気があり人も集まりやすいと思われがちですが、実は寿司職人の採用は激戦なのです。地方の有名寿司店が大きな市場を求めて東京に集まり新規出店するため、都内では寿司職人の“取り合い”が常態化しています。寿司業界は市場が順調に拡大している一方、現場では職人不足が深刻なのです。
当社としても人手はもっと必要ですが、求人を出しても反応が薄く、広告費をかけても思うように採用に結びつきません。そのため、職人経験の有無にかかわらず、未経験でも意欲のある方には積極的にチャンスを提供しています。
 
実は過去に、他の人材紹介会社とのやりとりで情報の不正確さに不安を感じた経験があります。でも、STAY WORKERさんはいつも丁寧で誠実。情報も的確で、採用現場としても安心してお願いできる存在です。とくに、こちらの現場感やニーズをよく理解してくださっているのがありがたいですね。
 

外国人の採用を躊躇する時代ではない

 
実は、「どうして外国の方が寿司屋で働いているのか？」といったお客様からのご意見をいただくこともあります。でも、正直なところ気にしていませんし、「やっぱり日本人のほうがいい」と採用の方向性も変えることは、まったく考えていません。
 
というのも、外国人スタッフの皆さんは、本当に真面目で、一つひとつのことにとても丁寧に取り組んでくれるからです。仕事に対してまっすぐで、学ぶ姿勢も素晴らしく、覚えが早い。現場でも、「この人たちに任せたい」と思わせてくれる力を持っています。
 
「外国人採用はちょっと…」と躊躇している企業さんにお会いするたびに、私は、「今こそ動いたほうがいいですよ」と伝えています。今が本当にチャンスです。現在、日本で働いている外国人の方々は、母国で大学を卒業した優秀な人材が多く、日本で何かをつかみたい、成長したいという強い想いを持っています。だからこそ、彼らのような“素直でハングリーな人たち”が次々に他国へ流れていく前に、日本にいる今、受け入れる土台を整えていくべきだと感じています。
 
弊社の中途採用計画においても、外国人材の採用は欠かせない選択肢のひとつ。飲食業界の人材不足が続く中、多様な価値観や経験を持つ特定技能外国人のみなさんが、これからも現場に新しい力をもたらしてくれると期待しています。