引越しをしたとき、しなければいけない手続きについてご存知でしょうか?
引越しの前後は、荷物をまとめたりと準備で忙しく、つい手続きを忘れてしまいがちです。役所で行うべき手続きは、期限があります。ご存知の方も、復習を兼ねて確認しておきましょう。
本日は『引越しをしたら・・・行うべき手続きについて』ご紹介いたします!
転出届・転入届・転居届
外国人(※1)の方も、日本人と
同様に住んでいる
市区町村において『
住民票』が作成されています。
以下の3つの手続きは、『
住民票』に書いてある住所を変更するための手続きです。
※1・・・在留カードが
交付されている外国人の方が
対象です。
「
短期滞在」や3月以下の
在留期間の外国人の方は
含まれません。
・転出届
他の市区町村へ引越しをするときは、今住んでいる市区町村に「転出届」を提出する必要があります。提出期間は、転出をする日の14日前から転出日までです。転出届には「転居先(新しい住所)」を記載する必要があるため、転居先が確定してから申請を行います。転出の届け出を行うと、「転出証明書」が交付されます。この「転出証明書」は、転入の届け出の際に必要になります。なくさないように気を付けましょう。
また、日本を出国して海外で生活をする際にも、同じ手続きが必要になります。
・転入届
転入届の提出は、引越しをした日から14日以内に、引越先の市区町村の役所で行います。手続きが問題なく完了すると、在留カードの裏面に引越先の住所が新たに記載されます。在留カードに関することですので、入国管理局に出向かなければいけないと思う方もいらっしゃると思いますが、住所変更については入国管理局への届け出は不要です。
・転居届
同じ
市区町村のなかで引越しをする
場合でも、手続きは必要です。
市区町村をまたがない引越しのときは住んでいる
市区町村の
役所へ「
転居届」を
提出します。
☆「転居届」の提出時に限らず、届け出を行うときは「在留カード」が必要です。
これらの手続きを忘れてしまうと、
罰金が発生する
可能性があります。
罰金の支払いだけでなく、引越先の
市区町村で
様々なサービスを受けられなくなってしまいますので、
手続きは必ず行うようにしましょう。
電気・ガス・水道の利用停止について
電気・ガス・水道の利用停止の手続きを忘れてしまうと、余計な費用を請求されてしまう可能性があります。ライフラインの引越しに関する手続きはWEBや電話で手続可能です。
引越しの1か月前くらいから手続きが可能となる業者が多いため、余裕を持った手続きが行えるようにしましょう。
★過去の記事でライフラインについて詳しく説明しています。あわせて確認しましょう。
引っ越し前に確認しておきたい、電気・ガス・水道について
その他必要な手続きについて
・インターネットの解約/契約
建物によっては、インターネットの
使用料が
管理費に
含まれている場合があります。必ずしも、
解約(または
契約)が必要とは
限りませんが、確認を忘れないようにしましょう。
・銀行やクレジットカード等の金融機関への住所変更
手続きを忘れてしまうと、
預金が引き出せなくなったり、
個人情報が
関わる
郵便物が引越し前の住所に届いてしまうことがあります。
自分の大事な情報が
流失してしまう
危険性もありますので、忘れずに手続きを行うようにしましょう。
・郵便物の転送手続き
郵便局では、引越し前の住所に届いた
郵便物を、引越し先に
転送してくれるサービスがあります。
この手続きをしていないと、引越し前の住所に自分の
郵便物が届き続けることになり、
個人情報が
漏れてしまう
危険性があります。
手続きはインターネットや
郵便局の
窓口で行うことができます。
・個人で登録をしているネットショッピングの住所変更
見落としてしまいがちなポイントですが、Amazon等のネットショッピングができるアプリにも住所の登録はしていますよね。
一度登録をすれば、注文のたびに住所入力をしなくてもいいのでとても
便利ですが、引越しをする
際は
要注意です。
必ず届け先の住所を
確認・
変更するようにしましょう。
まとめ
今回は引越しをしたら行うべき手続きについてご紹介いたしました。
引越しは様々な手続きを同時進行で行う必要があり、慌ただしくなりがちです。必要な手続きには期限があったり、緊急性が高いものもありますので、チェックリストを用意するなどして、漏れがないように気を付けましょう。
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